やらなかったこと8

もう直前ですね。私は試験がある週は金曜日に休暇をとって試験に備えました。試験を受けるからにはベストを尽くしましょう。

 

その8.答案構成をしなかった

 

とある論文対策で言われていたことでした。試してみたところ自分に合う方法だったようなので採用しました。

一般的には本試験では問題文の余白に答案のアウトラインを書いてそれに肉付けした内容を回答用紙に書いていくスタイルだと思います。それをただでさえ時間がないのだから答案構成は頭の中でやることで削減を図るものです。

頭の中で迷いのないところまでできるようになるとのことでしたが、自分はその境地まで達することなく、ただ時間を節約するのと、比較的早く答案を書き始められるという安心感から普段の答練から取り入れて練習していきました。慣れるまでは論点漏れが結構あって難がありましたが、やってみると意外にはまって論点漏れがあるところをうまく補いながら書き進められるようになってきました。

答練のときなど答案構成用紙は問題理解と関連がありそうな条文を走り書きする程度で毎回ほぼ白紙といった状況でした。横では用紙が真っ黒になるくらいガーっという勢いで答案構成している人がいるのですが、自分はすでに答案を書き始めているような感じでした。答案構成でほぼ全文を書き上げてそれと同内容を答案用紙に書き写していくのでしょうけど、時間の無駄ではないでしょうか。というか問題を読んだ瞬間に考えなくても反射的に論点が出てくる状態にしておくべきだと思います。当然身体で覚えるくらいの書き込み練習が必要になります。

答案構成をしないのは極端な事例だと思いますが、いつも全然時間が足りないというのであれば、試験時間の中で無駄なことはないかを考えたり、どう時間配分するかをプランニングし直してみてはいかがでしょうか。